施工事例

ログハウス再生 / 常若施工
2022年6月施工広島県東広島市
ログハウス H様邸

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のどかな別荘地にあるログハウスの塗装をエアー鉋で剥離させていただきました。
最初の塗装から15年ほど経っていて、汚れやカビ、塗膜の劣化などが気になり塗り替えたいというタイミングでエアー鉋施工をネット検索で知られご依頼いただきました。

通常ログハウスの塗り替えの際は、高圧洗浄等で汚れを簡単に落とし古い塗装の上から、上塗りするのが一般的で、同じ色を塗っても色が濃くなったり、もしくはもっと濃い色を選ばないといけなくなるので、建物が黒っぽくなってしまいす。
これは含浸塗料(木に染みこむ性質の塗料)の場合で、木の風合いを生かせる塗料なので木目や木の雰囲気も楽しめる塗料です。ですが残った塗装やシミ汚れなど下地の色に影響されるのがデメリットです。
これに対して造膜塗料(いわゆるペンキのような塗膜のできる塗料)は好きな色を塗れますが、木目などが消え木の風合いは無くなってしまいます。。。これではせっかくのログハウスの良さも半減してしまいます。
この度の施主様も造膜塗料も考えておられたのですが、やはり木の風合いを残したいという想いもあって含浸塗料を選ばれました。そうなるとエアー鉋施工は適任です。
またエアー鉋施工して新しい木部を表すことで、新しい塗料が直接木部に塗れることはとてもメリットが高いです。
エアー鉋施工以外の手法の古い塗膜の上から塗るより塗膜の保ちは明らかに違います。
またエアー鉋の特徴で木表面を細かく荒らしますので足付け効果が高く、通常より塗料が2〜3倍染み込みます。これも明らかに塗装の保ちに関係してきます。
せっかく費用をかけて足場を設け工事しますので、5〜10年で痛むより10〜15年持つ方がよいですよね。
また塗膜の保護する力がなくなり木が傷んでからの再塗装ではなく、木が傷みだす前に今回の施工を行われたのは施主様の素晴らしい判断だと思います。
木は素晴らしい材料ですが傷んでしまうと自然に治癒することありません。
傷んでしまうと材料をやり替えないといけなくなるので木が傷む前が改修のタイミングだと思います。

また今回の施工は足場屋さんにも協力いただき長期間(半年程度)設置したままにしてもらい、施主様でDIYで塗装されることになりました。

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