西念寺様の本堂入口の床木部の再生工事をさせていただきました。
ここは室内ではなく外部と繋がっている空間のため、湿気や紫外線による自然劣化と沢山の人の出入りがある場所のため、様々なメンテナンスがされていました。
ワックスやコーティング、クリア塗装などがされていましたが順番に除去し、無垢の状態にすることができました。
年数が経った床材は乾燥し、サネ(板と板の隙間)が広くなってしまうことがあり、そこに汚れが溜まってしまいます。
そこの再生にはエアー鉋施工が力を発揮します!最後の写真はエアー鉋でサネの汚れや劣化層を除去しています。
そうして無垢にしたあとは含浸系の塗料(今回はクリア)を塗布することで紫外線や汚れから木を守ってくれます。
最後から3枚目と4枚目がクリア塗装後の写真です。
長く良い状態が続くよう今後もメンテナンスをさせていただくお話しもいただきました。
ご使用されて気になることがあればご連絡いただき、もし何もなければ塗膜の効果が落ちてくる3〜4年後に再度調査に来させていただきたいと思います。